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お知らせ 2025.05.20

飲む白樺、信州ブランドへ。”白樺茶”が長野県初の商標登録。

〜 白樺のある風景から、白樺のある暮らしへ。信州白樺クラフト製作所が手がける「白樺茶」が、正式に商標登録されました 〜

長野県で初めて、「白樺茶」が商標登録
 株式会社黒姫和漢薬研究所(所在地:長野県上水内郡信濃町、代表取締役:狩野土)が製造、株式会社信州白樺クラフト製作所(所在地:長野県北佐久郡立科町、代表取締役:渡部ゆかり)が販売する「白樺茶」が、このたび商標登録されました。長野県内で「白樺茶」という名称が正式に登録されるのは初めてであり、長野県立科町、白樺高原の地域資源を活かした地域ブランドとしての価値を高める一歩となります。
  

「未利用資源」だったシラカバを活かし、地域と森に還元する特産品へ
 白樺高原には、白樺の名を冠する地でありながら「白樺らしいお土産がほとんどない」という実情がありました。一方で、白樺そのものは建材としての用途が少なく、これまで地域資源として十分に活用されてきませんでした。
 (株)信州白樺クラフト製作所では、これまで未利用だったシラカバの葉に注目し、アップサイクルの観点から「白樺茶」を開発。2022年の販売開始以来、自然のやさしい風味とコンセプトが共感を呼び、静
かにファンを広げています。
 本商品を通じて得られた利益の一部は、白樺林の保全や再生の取り組みに活用し、森と暮らしが循環する仕組みづくりを目指します。
  

商標登録で“本物のブランド”へ。地域資源の価値を育てる
 今回の商標登録により、「白樺茶」という名前を正式にブランドとして使用する権利が認められました。今後はより安心して販路の拡大や商品PRに取り組むことができ、白樺を活かした地域資源のブランディングに力を入れていく予定です。「白樺茶」が、白樺高原の魅力や個性を伝える“顔”となるよう、さらなる商品開発・プロモーションを進めてまいります。

「飲む白樺」から始まる、次の展開へ
白樺のある風景を、暮らしの中へ――。私たちは未利用資源であるシラカバを有効活用し、その収益を森に還元することで、寿命の短いシラカバの景観を将来にわたり持続的に維持することを目指しています。今後も「白樺茶」を起点に、 炭を活用したクラフトウォッカや樹皮を活用したハンドクラフト製品の販売、芯材を活用したフローリング材の販売を進めてまいります。また、飲食店や宿泊施設とのコラボレーション、白樺をテーマにした体験プログラムやギフト商品の展開なども構想中です。

【商品概要】
・商品名:白樺茶(しらかばちゃ)
・販売場所:信州白樺クラフト製作所オンラインショップ、白樺高原周辺の店舗など
      https://shiracramfg.thebase.in/

・商標登録番号:第6922152号

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信州白樺クラフト製作所では、白樺のめぐみを生かし、その価値を広めるために協業するパートナーを募集しております。
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