長野県産・シラカバ材を活かした空間を公開


長野県で生育する「シラカバ(白樺)」は、これまで建築材としてあまり活用されてこなかった未利用資源です。このたび、そんなシラカバ材をフローリングとして活用した空間の内覧会を開催いたします。
フローリングに使用されたシラカバ材は、株式会社信州白樺クラフト製作所(所在地:長野県北佐久郡立科町、代表取締役:渡部ゆかり)が提供し、株式会社青木屋(所在地:長野県佐久市内山、代表取締役:青木俊治)が丁寧に製材。完成したフローリングは、株式会社武重建築設計(所在地:長野県佐久市茂田井、代表取締役:武重直人)の事務所空間に実際に敷設しました。
内覧会では、シラカバ材を使用した室内空間をご覧いただき。やわらかく光を反射する白い木肌、素足に心地よい木の質感など、素材そのものの魅力を、体感を通して感じていただける機会です。

森の循環と景観保全を目指す新たな取り組み

シラカバは寿命が比較的短く、定期的な伐採と更新が必要な樹木で、持続可能な森林経営においては重要な存在でもあります。本プロジェクトでは、伐採されたシラカバを単なる林地残材として処理するのではなく、丁寧に製材し、暮らしの中で使われる建材へと生まれ変わらせました。その収益は再び森林に還元され、白樺林の健全な循環と、美しい景観の維持につながります。
内覧会 開催概要
日時|2025年6月23日(10:00〜12:00)
場所|株式会社武重建築設計(長野県佐久市茂田井2202番地)
主催|株式会社信州白樺クラフト製作所
協力|株式会社武重建築設計(https://www.takeshige-architects.com)
株式会社青木屋(http://aokiya-sakudaira-house.co.jp)