当社では、白樺の木材の用途開発をすすめていますが、その中の一つとして、蒸留水の開発を行いました。現在、白樺の樹皮をつかった樹皮細工をつくっていますが、白樺から採取したすべての樹皮のうち樹皮細工につかえるものは、その材質や厚みなどが限られており、樹皮細工用につかえなかった端材は、薪ストーブやキャンプの焚き木用の着火剤などとして販売させていただいてました。
これらの端材をもっと商品価値のある商材として活用するために、長野県林業総合センターのご協力と研修をうけて、樹皮の端材から蒸留水を自家生産する蒸留装置をつくり、白樺の蒸留水を試験生産いたしました。

蒸留水の利用用途としては、オーガニックな固形石鹸やコスメティック製品の材料、フィンランド式サウナのロウリュ用など、現在様々な事業者さまとコラボレーションを進めておりますので、製品やサービスへのご利用をお考えの方は、お気軽にご相談ください。